うつを悪化させないためにも診断はとても大切です

ドクター

いくつか種類がある

ハートを持つ人

全身が怠くなったり、食欲不振になったりと身体と心に出てくるうつの症状は、出方によって異なることがあります。代表的なうつの症状をはじめ、そのほかの種類にも目を向けていきましょう。一つ目は、人より気分が落ち込みやすい気分変調性障害です。物心がついたころから自分を好きになれない人や、自信がない人に見られるうつの症状になります。このような心理状態は、マイナス思考が先走るため何をしてもうまくいかないと感じる場面が多くなります。ただ、このようなマイナス思考は元の性格と以前から持っている考え方の問題ではありません。気分変調性障害は、精神疾患で引き起こされる恐れがあるため、心療内科で診断を促し、しっかり治療することが改善の近道です。気分変調性障害の特徴は、一日中気分が落ち込みがちになり、抗うつ状態が1年以上続きます。これらは幼少期から発症して、約10年以上抱えるうつ病患者もいます。昔は、気分変調性障害も格の問題とされていたため、精神疾患の類にされませんでした。そのため、本格的な治療を施すことができなかったのです。とはいえ、現在は心療内科でうつの診断ができるようになりましたから気分変調性障害から回復するケースも格段に伸びてきています。

うつ病の診断が気軽にできるようになってから、様々な症状がクローズアップされています。気分変調性障害もそうですが、中でも非定型うつ病は多くの人が発症しています。一般的には新型うつ病と名付けられており、メディアでも度々見かけるようになりました。特に20代から30代の女性にみられ、心療内科も治療の呼びかけを積極的に行っています。症状は主に喜ぶといった感情の喪失と気分反応性、過眠や過食などが挙げられます。一般的に知られているうつの症状は食欲不振や眠れないことが多い一方で、非定型うつはいくら食べても満腹にならず、甘いものを中心に過食していきます。そのため家族やパートナーが急に体重増加した場合は注意が必要でしょう。さらに非定型うつの睡眠は一度で10時間以上取ることがあるため引きこもりになるケースも少なくありません。うつの症状に多い倦怠感や疲労感は、非定型うつの場合だと強く出てきます。結果、手足に重りをつけたように感じるため、よりうつの症状を重症化させてしまいます。こうなる前に、うつかもしれないと疑いをかけておくことはとても大事だといえるでしょう。またすでに発症していても、わからないまま時間が過ぎ、うつ症状を活発化させる危険性もあります。そうさせないためにもうつの診断を受けて、症状を食い止めることが大切です。